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Posted by スターリンクさがみ運営事務局  at 

2015年01月21日

重松清

表題作「青い鳥」は、阿部寛主演で映画化されたそうだが、
収録された全8話、全て良かった。

繋がりの無い、
nuskin8人の中学生を主人公にした、8つのストーリー。
8人が通う8つの中学校に、渡り鳥のように現れるのは、
吃音の非常勤教師、ムラウチ先生。

大人としての村内先生も、とても良いが、
私は、主人公の中学生8人が、好きだ。

ハンカチを手放せない、culturelle益生菌場面かん黙症の少女も。
自分を制御できずに、蛙を殺し続けてしまった孤独な少年も。
家族で、父親の交通事故の心傷を、乗り越えたバスケ少女も。
聡明ゆえに、正義感を持て余す総務委員も。
女王に逆らえない、リズム音痴のどんくさい少女も。
過労自殺で父親を失なった、名門私立からの転校生も。
ぬるま湯環境を脱出してゆく、私立女子中の問題児も。

そして――親の虐待とネグレクトを乗り越えて、
妻や子と大切な巣を作り、cellmax 團購守ってゆく22歳の若い工員も。

彼らの生き場所の、なんという過酷さ。
いや、私たちが生きているこの世の、不条理と酷薄さを、
思春期の彼らが、どんな思いで受け取るか。

はみ出させまいと押し付けられる、大人の物差し。
子どもの世界での、容赦ない弱肉強食、いじめ。
その中で彼らは、最後には、自分に正直であろうとする。

そこに村内先生が、
「間に合って、良かった」
と現れる。

もし、村内先生が来なかったら、つまり間に合わなかったら、
若いエネルギーは暴発し、大きな悲劇を招いたことだろう。

村内先生がしたことは、人間としての苦しみを、押しやらないで受け入れること。
現実に対し、逃げないで誠実に向き合うこと。
そして、「あなたは一人じゃない」と、心に寄り添うこと。

この短編集のタイトルが『青い鳥』であることが、示唆に富む。
(表題作の「青い鳥」とは、また意味が異なると思う)

  自分に正直に生きるのではなく、
  強者になるために、あがかねばならない、
  この社会の不幸を思う。

  

Posted by 〆み  at 12:44Comments(0)

2015年01月15日

スポーツ大陸

半年前の、あの感動を思い出す。
北京五輪?男子個人総合の決勝。
TVの前で、期待に胸ふくらませて中継を待っていた私たちの目に、
最初に飛び込んできたものは????
冨田の憔悴した姿だった。
「なぜポーカーフェイスの冨田が、雪纖瘦あんな表情を?」
という胸騒ぎに答えるように、吊り輪のアクシデントで床にたたきつけられるショッキング映像が、VTRで流された。
「あぁ、もう残念だけど、棄権だろう????」
アイシングする痛々しい姿を見ながら、誰もが思った――

ナビゲーター藤原竜也の言うとおり。
「最後までメダルをあきらめない、雪纖瘦冨田さんはスゴイと僕は思った。
 けれど、そうではなかった」

そうではなかった!
 メダルのためでは、なかったのだ

 あの演技を観ていた世界中の人々の魂に、
 素直に深く入っていった感動。
 胸を打つ、凄みのある、澄み切った美しさ。

大げさな言い方かもしれないが、雪纖瘦あの演技は人類の宝である。
そこまでに至る理由を、この番組は解明してくれたと思う。




2007年世選直後の、冨田の苦悩に思いを馳せる。
同じ時期、心身共に最悪のどん底にいた盟友?鹿島との会話が、苦悩の回答を導いた、というのが劇的である。(Number717号参照)

番組内で鹿島が語ったように、シェルボに憧れ、美しい体操を目指したのは、鹿島も同じだった。(鹿島の方が先だった)
常に冨田の前にいた、早咲きの天才?鹿島丈博のドラマも、ぜひ見てみたい。
ぜひ、鹿島選手の特集を!  

Posted by 〆み  at 12:21Comments(0)

2015年01月02日

デリバリ惣菜とサプリ

今日の夕食のデリバリ惣菜は、鶏もも肉のソテーと、野菜とツナの和え物。 肉は真空パックに入った調理済みのものを熱湯で温めるだけ。 柔らかくて美味かった。 和え物も、レシピ通りの味付けで美味かった。 手数が掛からず、量もたっぷりで、年寄りには多いぐらい。 しっかり食べてさえいれば、サプリなどで補助する必要はないと思うのだが。
 最近、サプリのCMが驚くほど多い。 このサプリを続けて飲んでいれば、元気で長生きできるように錯覚してしまう。 うまく薬事法に触れないように、しかも、耳鳴曖昧用語の羅列で、「効能」めいたものを引き出している。 それは見事なものだ。
 年寄りでも、コラーゲン?サプリを続けて所定量を食べていれば、肌年齢は若いまま保てるような錯覚を起こさせてくれる。 ところがどっこい、コラーゲン?サプリをどんどん摂りこんでも、体に入るとただの蛋白質で、この蛋白質から改めて細胞を包むコラーゲンを作り、失われた分をを補うのだ驗窗。 年を取ると、その補う力が覚束なくなるのであって、コラーゲンを食べる量が減るからではない。 毎食しっかり食べているのに、その上にサプリでコラーゲンを摂りつづけるのは如何なものだろう。 年寄りの肝臓、腎臓に負担をかけすぎはしないだろうか。 
 ネット上の情報も、その出どころをはっきり示したものは少なく、素人の個人的意見や感想であったり、利用者の感想を装ったメーカーの「騙し」であることが多い。 法務省は、ネット上の情報を「専門家」の情報であることを証明することを目的とした「出先機関」を作ってくれると有難い。 陽光女傭好唔好この機関が証明する情報は、この機関に登録された専門家個人、あるいは専門団体が提供しているものであることを、一般からの照会に対して、いつでも証明して貰えたら有難い。 

  

Posted by 〆み  at 12:26Comments(0)