2015年01月15日

スポーツ大陸

半年前の、あの感動を思い出す。
北京五輪?男子個人総合の決勝。
TVの前で、期待に胸ふくらませて中継を待っていた私たちの目に、
最初に飛び込んできたものは????
冨田の憔悴した姿だった。
「なぜポーカーフェイスの冨田が、雪纖瘦あんな表情を?」
という胸騒ぎに答えるように、吊り輪のアクシデントで床にたたきつけられるショッキング映像が、VTRで流された。
「あぁ、もう残念だけど、棄権だろう????」
アイシングする痛々しい姿を見ながら、誰もが思った――

ナビゲーター藤原竜也の言うとおり。
「最後までメダルをあきらめない、雪纖瘦冨田さんはスゴイと僕は思った。
 けれど、そうではなかった」

そうではなかった!
 メダルのためでは、なかったのだ

 あの演技を観ていた世界中の人々の魂に、
 素直に深く入っていった感動。
 胸を打つ、凄みのある、澄み切った美しさ。

大げさな言い方かもしれないが、雪纖瘦あの演技は人類の宝である。
そこまでに至る理由を、この番組は解明してくれたと思う。
スポーツ大陸



2007年世選直後の、冨田の苦悩に思いを馳せる。
同じ時期、心身共に最悪のどん底にいた盟友?鹿島との会話が、苦悩の回答を導いた、というのが劇的である。(Number717号参照)

番組内で鹿島が語ったように、シェルボに憧れ、美しい体操を目指したのは、鹿島も同じだった。(鹿島の方が先だった)
常に冨田の前にいた、早咲きの天才?鹿島丈博のドラマも、ぜひ見てみたい。
ぜひ、鹿島選手の特集を!

Posted by 〆み  at 12:21 │Comments(0)

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