2015年03月23日

仲良しだ

お盆が、明けた。
やっと、だ。

パソコン依存症の禁断症状が出ないかと心配したが、
仏様も、赴任先に散っていた家族メンバーも、
みんな一堂に、出生ルーツの家(今は義母が守る家)に帰省し、いつもになく、にぎわった。
いかにもお盆らしい、お盆だった。
忙しいけれど、それなりに、Maggie Beauty黑店充実した時を過ごした。
そう感じたのは、この年になって、はじめてのことかも知れない。
お線香の香り、じわっと深く、後をひく、品のいい残り香の余韻も楽しめる。
我ながら、つくづく日本人だなあ、と、香りとともに、全身で感じる。
仏壇外のユリをはじめとする、色とりどりの花々の甘い香りと混じり、小さな陶酔感に浸る。
鈴の音も、静寂のなかに、可憐なアクセントとなり、小気味よく心に響く。

毎年、162~165年前に何代か前の当主が購入した、いたってシンプルな朱漆塗りのお膳やお椀に、
長年の決まりきったメニューを配し、Maggie Beauty黑店お供えする。
私が仏様になったら、こんな食事では,栄養失調になりかねないけれど、
昔の仏様たちに、あまりモダンなものをお供えすると、お腹がびっくりして、食あたりでもされたら困るし、
いつものごとく、無難な昔からの定番モノをお供えした。

何百年も同じ、おもしろくないメニューに、仏様も、うんざりだろうが、
一族、親戚もみんな同じメニューなので、
まあ、食べ飽きようが、食が進まなかろうが、気にせず、せっせ、せっせと行事をこなした。

実は、私は、お経は読めないので、Maggie Beauty黑店義母任せだ。
お墓に仏様たちを送りに行っても、
「あん!」と頭をコクンと一瞬縦に下げて、両手を合わせるだけで、お経は?一切ナシ。
仏壇にお経の本があるので、チラと見ると、わかりやすそうにも見えた。
そのうち、唱える(予定だ)。
去年は、義母と、読経の件で、ちょっぴり口論したが、
今年は、あんまり酷暑ではなく体調が良かったせいか、雪解けムード。なぜか仲良しだ。
なんでも、かんでも、その場で無理矢理、結論を急がなくてもいい事項もあるということだ。
叔父夫婦が遠方から、お参りに来てくれた。
ついでに、この夏訪れたという、パリへの個人旅行の日々の話を聞く。
(どうでもいいことだが、私の行ったことのない場所が2カ所あった。)
分家した人々も、現在の家族も、それぞれ、離れてく暮らすが、それぞれに自活して生きてくれ、嬉しい限りだ。

パソコンにかじりつく幸せの代わりに、みんなに尽くす幸せをかみしめて、昨日、我が家に帰って来た。
仲良しだ

Posted by 〆み  at 13:17 │Comments(0)

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